光陰排水溝

特に何も考えず書いてます。赤裸々です。よんでね

ブログをはじめてみる

ブログを始めようと思う。

 

なんでかというと、日々の生活が辛いからである。

日々の辛さを持て余しているから、どうしようもなくて、吐き出すためにブログを始めるのである。

 

私はいま、就職活動中の大学4年生だ。内定はない。

内定が出ないまま卒業したって、人生はなんとかなるとみんな言うし、私もそう思う。職業訓練に通ってスキルを身につけたり、アルバイトや派遣をして正社員を目指す方法なんていくらでもある。

頭ではわかっているけれど、なぜこんなに不安なんだ?

派遣社員契約社員で一生を過ごすのが怖い。

怖い。不安だ。そうなりたくない。正社員で正しい人間として働きたい。

惨めな暮らしは絶対にいやだとすら思う。

 

なぜ非正規で働くことが不安なのか?

 

最近気づいたことがある。私は非正規で働く人たちを見下していたのだと思う。

家族中もよく、裕福とは言わないが一般的な家庭で暮らし、普通に学校を出て、奨学金を借りてはいるが私立大学に通わせてもらっている。

頭のどこかで、このまま就活して正社員になって暮らしていくのだと思っていた。

非正規の人たちは大変そうだなあ、世の中は理不尽だなあなんて思っていた。

他人事だったから。自分がそうなったら?なんて考えていなかった。

そうなると思っていなかった「可哀想な人たち」になってしまうかもしれなくて、怖い。

 

愚かすぎて涙が出そうだし、就活の辛さや将来への不安で実際に最近よく泣く。

就活ちゃんとしておけばよかったなあ、なんて今更すぎる後悔を噛み締め、自分の不出来さで死にそうになっている。

 

気持ちを切り替えてしっかり適性検査やら何やらの勉強をしているか、というとそうでもない。

 

 

2日ほど気を抜いたら涙が出てしまいそうな状況だったが、とある求人を見つけたことがきっかけで、少しマシな精神状態になった。

自分がやりたい仕事が詰まっていた。輝いて見えた。勢いで履歴書を書き上げ、翌日予約していた説明会をキャンセルして学校の支援センターに行って添削を頼み、電話で応募の連絡を入れた。

 

ずっと、やりたいことはあったけど、どうせ無理だと諦めていたんだと思う。社会人として普通に就職すると思っていたから、苦しいアルバイトや仕事をしながらやりたい仕事を目指す人が理解できなかった。

だって、その仕事で成功できるかどうかもわからないのに、苦しい生活を送る日常なんていやだったから。

 

でも、その求人を知って一気に元気になった自分に気づくことができた。少しだけ楽になった。

少しでもやりたいことがやれそうな求人を探してみたりする。

休日の多さや残業時間を気にしてしまうあたり、やはり思い切ることのできない臆病な私である。

 

話は変わるが、私は仕事ができない。

自信がなくて、オドオドしていて、受け身。話を聞いていると考え事を始めてしまい、1秒くらいぼーっとしてはっと気づいてしまったりする。やるべきことを前に数コンマ固まる。いやなことは先送りして、誰かがやってくれないかと思う。反射能力がない。遅い。覚えたい仕事はあるのに、やらせてくださいと言えなくて、後輩がどんどん仕事を覚えていくのを絶望しながら見ていることもあった。

今のアルバイトでも、仕事ができないことに気がついてきた。周りがどう思っているのかは知らないが、「困ったポンコツちゃん」というポジションに収まっているように感じるあたり、そうなのだろうと思う。どこに行ってもそうだ。

自分で書いていて泣きそうになってきた。

 

ネットで「仕事 できない」と検索して、自分に多数当てはまることを実感して凹み、違うところを躍起になって見つけようとしている。

もう、ただのカスだ。絶望しかしていない。社会に出たってまた「ぼーっとしていて使えない困ったポンコツちゃん」になるに決まっている。怖い。できる人間になりたい。

「できる人間の特徴」というサイトを見ては、こうしようと意識して、今のバイト先でも頑張ってみてはいるが、「やるぞ!」と意気込んで勇気を出さなければできない時点で、なんかダメなんだろうなと思う。

とりあえず、挨拶は元気にしてみようと思っている。

 

楽しいこともある。

文章を書くのは好きだ。今のバイトでも、1番楽しいのは文を書いている時だ。夢中でキーボードを叩くのは楽しい。

絵も好きだ。これも夢中で取り組める。せっかちで、怠け者だから、ストイックな基礎練やクオリティの高いものは書けないけれど。

動画を作る授業は楽しかった。図工や美術の時間が好きだった。

 

けど、いつも自分より上手い人を見ては妬みでどうにかなりそうだった。頑張らない凡人のくせに、天才や努力家を見るとうらやましくて劣等感で死にそうになる。

 

これが私なのだ。どうしようもない私だ。

どうせできないと諦めて、できる人を羨んで、勝手に違う世界の人にした。

母親が「あなたはやればできる子だから」とよく言う。

それは違う。それっぽく誤魔化して、ダルダル生きているだけだ。

私だってそう思いたいけど、親は子供が優秀な方が嬉しいだろうから、そう見えている。

でも、優秀でなくたって愛してくれる。就職できなくても私たちと家がいると言ってくれる。そんな母と父が大好きで、そんな親の子供なのにダメな私が嫌いだ。

 

書いていたら泣き出してしまった。ダメ人間なのに、一丁前に不安で泣いてしまう。自業自得なのに。

 

輝いて見えた仕事でも、無慈悲に書類選考がある。もしそれを通過しても、面接がある。もし面接に進めたら、面倒で細々とした面接のコツなんて煩わしいものは振り払って熱意を伝えたいと思う。

落ちたらどうしよう。そればかり考えている。受かって内定が出ても、うまく働けなくてポンコツになってしまうかもしれない。無限ループだ。

 

とりあえず、書きたいことは大体吐き出した。取り止めもなく不安をひたすら書いて、推敲だとか統一だとか整理はほとんどしていない。

泣いて、スッキリしたかと言えばそうでもなく、自分のクソさを再認識して落ち込んでいる。

文章を書くのは好きなので、ブログは続けたいと思うけれど、怠惰な私なので無理かもしれない。それでも、一旦は1行でも毎日あったことを書いていこうと思う。

 

飽き性なので、すぐ飽きそう。こんな辺鄙なブログを読む人がいるのかわからないけれど、同じように不安を抱えている人がいたら、自分だけじゃないと思ってくれたら嬉しい。