光陰排水溝

特に何も考えず書いてます。赤裸々です。よんでね

心療内科に行き、歯医者を思う

今日も元気です。

 

病院に行ってアプリのおくすり手帳に登録してみたら、1ヶ月以上行っていなかった。そりゃ薬が切れて病む。

気づけば7月中旬、すっかり気候も暖かくなり、「夏」。

なんとなく「普通に就活して、普通に内定貰って働くんだろうな」とぼんやり思っていたこれまでの自分が聞けば卒倒しそうな状況である。聞け、過去の私よ。オンライン授業を聞きながらIPadにかじりついて絵を描いていた私よ。もう少し真面目に将来について考えてみることをお勧めする。

これまでの人生あまり深く悩んだり困ったりせず、なんとなくレールに沿って順調に進んできた。この後もそのまま進むんだろうと思考停止している脳みそを揺さぶってやりたくなる。

 

無理なので、去年の1年間は画力のために費やしたものとして諦めることとする。

 

今日は心療内科に行き、明日は歯医者の定期検診に行く。あとは皮膚科に行って脱毛症や頭皮の乾燥について相談したいのだが、学生の寒い懐には少々厳しい。トリートメントも買わないといけないし。服も欲しい。今度友人と食事に出かけるので、流石にちょっと新調したい。生きるには金がかかるなあ…と重たい足を引きずっている今日この頃だ。

 

大学生になってから、病院や美容室を自分で選ぶようになった。本当はそろそろ髪を整えに行きたいのだが(髪の事情についても知っている美容師さんがる)、あまりにも脱毛症がひどいので足踏みしたりする日常である。

 

忘れもしない去年の6月ごろ、とんでもない歯痛に襲われた。よくわからないが、上顎と下の顎が割れるかのような痛みが殴り込んできたのである。

鎮痛剤を飲んでも大して効かず、必死に氷や保冷剤を駆使して一晩過ごしたが、見事に一睡もできなかった。偉大なるインターネットで当日に診てもらえる近所の歯医者を探し、予約が取れた歯医者に訪れた際の私は最早屍に近く、ぼろぼろの髪の毛にヨレヨレの服、「藁にもすがる思い」とはまさにあの時のことだったと今でも思う。

この痛みをなんとかできるならなんでもいい、いっそひっこ抜いてくれ。実際私の口腔がどうなっていたかと言うと、歯の中にある神経が死んでいて、その影響で歯茎の中の骨が溶けてしまい、膿が溜まっている…といった状況だった。その症状にはもっと色々と事情があったのだが、話すと長いので割愛する。

 

その歯医者には今も通っているのだが、受付のお姉さん方の優しさは私がこれまで訪れた中で最高峰と言えるレベルである。自動ドアを潜り抜け、足を踏み入れると優しく挨拶してくれる。待合室にはいい感じの匂いが漂い(加湿器にアロマオイルとか入ってるんだと思う)、予約を取る際や帰る際にも丁寧に挨拶してくれる。

定期検診の時期を知らせる葉書には手書きでメッセージも書いてある。ヤバすぎ。

予約の電話の時点で超絶声が優しい。そもそも、初診の際にはちゃめちゃに丁寧なカウンセリングがあった。メンタルの病院ならまだしも、歯医者で普段の生活やアルバイトにまで踏み込んでくるカウンセリングを受けることってあるんだなあ…

心療内科も、別に悪いところではない。話は聞いてくれるし、内装も綺麗だ。受付の対応も、おそらく「普通」ではあると思う。でも、なんかちょっと寂しい。

 

死ぬほど優しく丁寧な対応を味わってしまったせいで、普通の対応が物足りなくなってしまった。責任をとって、私の口内をスーパー健康に保ってほしい。通うので。