光陰排水溝

特に何も考えず書いてます。赤裸々です。よんでね

また夢を見た。

夢にはだいたい2種類ある。

現実世界の自分に起きる夢か、自分が全く知らない世界で、全く違う役割についている夢だ。

今日は後者だった。現代ファンタジーのような世界で、重く苦しいストーリーだった。抱きしめた見知らぬ女の人の髪の毛の感触までわかるようだった。

 

後者の夢だと、全く知らないイケメンが私を迎えに来たり、愛の告白をしてきたりと、自分の深層心理が見え見えの気持ち悪いものだったりするのだが、今日は違った。

陰鬱な夢だった。起きてからもしばらく気分が沈んだままだ。

 

ポストを確認して、書類選考の結果がきていないかどうか確認する。少しだけ開いている扉の隙間に期待を寄せてしまうが、中身は空っぽだった。

もしかしたら、電話で来るのかもしれない。応募は電話だった。メールでくるかもしれない。なんにせよ、はやく結果が欲しかった。

 

就職活動をしていると、やりたくない仕事について、毎日あくせく働いて、精神をすりへらす自分を思い浮かべてしまう。これまで呑気に送ってきた学生生活がもはや懐かしいし、永遠にこのままでいたいとすら思う。内定はまだない。

 

志望度が高かった企業から、面接結果が届いた。「1次選考の結果のお知らせ」という淡々とした件名から、だいたいの結果はわかる。つらいものだ。

何がダメだったんだろうか。次の面接で直したい。ハローワークに行って新しい求人を探そう。面接練習もしなければ。年金の手続き。あれもこれも…。

 

人生とはかくも難しいものか。居間に降りて、寝転がっている母親を見て、実家暮らしでよかったと思うと同時に、罪悪感が込み上げてきて胸が詰まった。

 

文字を書くのは好きだ。絵も好きだが、今は事情により書ける状態ではないので、こうやってブログに色々書き散らしている。

小説を書いてみようかな、とか甘い夢を見始めた。思えば、中学性だか高校生の頃、挿絵や表紙も本文も自分で書ける小説家になりたいと思ってきたような気がする。

どうせ無理だと諦め、普通の大人になるんだとここまで歩んできたけれど、あの時夢を諦めていなければどうなったんだろう。

デザインの専門学校に行きたいと親を説得できていたら、どうなったんだろう。

後悔は尽きない。

 

今日は休みなので、勉強をしようかなと思う。